全国の建設業許可業者は、3年連続増の473,952業者。
令和2年10月1日より施工された、事業承継の許認可数が半年で203件。
国土交通省では、建設業に許可制度を採用した昭和47年以来、毎年度における全国の建設業許可業者数を調査し、許可業者数の動向を把握しています。
令和3年3月末現在の建設業許可業者数は473,952業者で、前年度比1,479業者(0.3%)増で3年連続の増加。
許可の有効期限が3年から5年に延長されて以降、通常であれば、失効業者数を含む廃業業者数が新規業者数に比べて多くなる年度であるにも関わらず、許可業者が増加。
令和2年10月1日施工の建設業法改正に伴い、建設業許可の承継制度が新設された。
施工日から令和3年3月末までの許可件数は203件となっており、譲渡及び譲受受けが147件、合併が22件、分割が10件、相続が24件となっている。
令和3年3月末現在の状況、都道府県別建設業許可業者数は、東京都(43,428業者。全体の9.2%)
大阪府(39,525業者。全体の8.3%)神奈川県(28,306業者。全体の6.0%)で多く、鳥取県(2,115業者。全体の0.4%)、島根県(2,722業者。全体の0.6%)、高知県(2,959業者。全体の0.6%)で少ない。
1東京都44,428業者
2大阪府39,525業者
3神奈川県28,306業者
4愛知県26,854業者
5埼玉県23,731業者
6福岡県21,137業者
7北海道19,467業者
8兵庫県19,437業者
9千葉県18,674業者
10静岡県13,658業者
今回は令和3年5月17日に国交省から発表のありました建設業許可業者数調査の結果を抜粋してまとめてみました。以下URL参照。
報道発表資料:全国の建設業許可業者数が2年連続で増加し、5年ぶりに47万台に<br>~令和2年3月末現在の建設業許可業者の現況~ – 国土交通省 (mlit.go.jp)