【受注高は建築を中心に前年度の落ち込みから持ち直し】

日刊建設通信新聞の調べによると
建設業の受注高は建築工事を中心に前年度の落ち込みから持ち直して5兆円台に回復。
ただ、営業利益は2年続けて全階層で減少し、直近5年間で最も低い水準となった。分析結果によると、受注高(単体)は、前年同 期比16.3%増の5兆1313億1700万円だった。
減少が続いていた建築(19.9% 増、3兆5000億3300万円)が増加に転じ、土木(8.3%増、1兆4643億18 00万円)も増加した。
売上高(連結)は、0.3%増の7兆0524億5300万円。営 業利益(連結)は、34.6%減の2710億3600万円。営業利益率は3.8%で前年 同期から2.1ポイントの低下となった。40社中37社が営業黒字を確保したものの、30社が通期での減益を見込んでいる。

【2021.12.16 日刊建設通信新聞】より